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ベビーを望んだゲイカップル

By Swedenstyle | May 24, 2009


同性愛者のためのウェディングカードもある

先日、スウェーデンの日刊紙で、ベビーを望んだゲイカップルの記事を目にしました。スウェーデンでは同性愛の婚姻を認めています。今年の5月からは、教会でも結婚式をあげられるようになり、第一号の女性カップルが注目されていました。それまでは、市庁舎でしか結婚式をあげられなかったのです。

同性愛の婚姻で、ベビーを望むことはできません。養子を迎えることは可能ですが、同性愛ペアの場合はなかなか難しいようです。日刊紙の記事は、男性カップルが養子を迎えるべく、懸命に努力したのですが、なかなか認めてもらえず、ほぼ諦めかけていたとき、代理母を通しての可能性を見つけたというものです。結果として、代理母を通して、双子を得ることができました。

スウェーデンでは代理母は認められていません。彼らはアメリカ人女性の代理母と出会い、彼女に思いを託したのです。卵子提供者は別にいます。1回目は失敗しましたが、2回目で成功し、女性は双子を身ごもりました。

アメリカなどの数カ国では、代理母を認めています。アメリカの場合、代理母になれる女性は、経済的に困っていないこと、すでに2人以上の子供を持っていること、などの条件があります。今回の代理出産にかかった費用は1千万円以上で、ほとんどの額は行政や法律関係に消え、300万円程度が代理母へ行くそうです。代理母を請け負った女性は、人のためになれるなら喜んで、という気持ちがあったようですが、家族は反対だったようです。

代理母を使ってまで子供を得たいという考えは、賛成しかねますが、望む人は増える一方で、ビジネスとして成長しているそうです。こういうことがビジネスになるなんて、人間の欲望とエゴイズムは、エスカレートする一方なのかなと思わざるを得ません。

ベビーを得ることのできたゲイカップルは、家の中に卵子提供者と、代理母の写真を飾っているそうです。子供たちが成長したら、2人の母親に会わせたいと考えているようです。子供たちがどのように生まれてきたのか、きちんと知るべきだからね、と締めくくっています。離婚しても共同親権となるスウェーデンでは、生物学的親の存在をはっきりさせます。異人種間の養子縁組も当たり前ですし、出生を秘密にすることは少ないようです。そういった事実を受け入れるためには、子供といえど自立していなければなりません。他人に依存することなく、自立した社会であるからこそ、いろいろな生き方が可能なのかもしれません。

 

Topics: ライフスタイル |

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