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瞑想のひととき

By Swedenstyle | July 27, 2010

仕事や家事など雑務に追われる日々ですが、そんな中でも瞑想のひとときを持ち、精神を穏やかに保ちたいと常日頃思っています。忙しくても自分の時間を工面できるのは自分だけです。10分でもそんなひとときを持つぞ、と心に決めれば、なんとか実行できるものです。

私にとっての瞑想のひとときは、茶道の時間です。日本に帰るたびに持ち帰ってくるもののひとつに茶道具があります。茶道具といっても大がかりなものはありませんが、今回の帰国ではお仕覆付きのお茶入れ、鎌倉彫りのお茶箱、透かし彫りの縁高を持って帰りました。特に透かし彫りの縁高は時期が限られ、あまり使うチャンスはないかも、と思いましたが、あまりの美しさに惹かれてしまいました。気に入った道具を見つけ、それを使うためにお茶を点てる、ということも楽しみになります。お茶は道具の取り合わせが大切なので、やはり気に入った道具に出会ったら、それは縁なのではと思ってしまいます。日本各地を訪ねる時、必ず見るのがその地の名茶碗です。とはいえ、気に入るお茶碗は高価なので、なかなか手に入れるまでに至っていません。

海外に暮らしているので、どうしても手に入る茶道具が限られてしまいます。そこで最近考えているのが、スウェーデンデザインを茶道具に見立てられないか、ということです。スウェーデンのシンプルなデザインは、お茶道具になりそうなものがあります。先日訪ねたグスタヴスベリ美術館に飾られていたフリベリの器が、どうしても頭から離れません。内側の景色がまるで天目茶碗のようではないですか。お稽古でよく天目茶碗のお点前をするのですが、本物を見たことがありません。高価でなかなか手に入りづらいもののようで、それだったらスウェーデンの天目茶碗を手に入れたい、と思ってしまいました。もちろんこちらもかなり高価です。フリベリはミッドセンチュリーの名陶芸家で、ろくろを使った端正で和陶器のような渋いデザインを多数作り出しました。こんな器でお茶が点てられたら素敵だな、といつになるか分からない日を夢見て、瞑想にふけるのも楽しいひとときです。

Topics: アンティーク, ライフスタイル |

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