デザイン、デザイナー
« Previous EntriesスーパーマーケットICAの広告デザイン
Tuesday, June 21st, 2011スーパーマーケットICAの広告デザインが面白いです。画像のグッドライフはパッケージ賞を取りましたし、高齢男性の人気キャラクター、スティグさんのCMも相変わらずの人気です。ICAの広告を手がけているのはKing Stockholmという広告代理店です。ICAやオリエンスデパートなど、スウェーデンを代表する企業の仕事を主に手がけています。グッドライフのパッケージデザインはただいま開催中のカンヌ国際広告祭のデザイン賞にもノミネートされています。
いまさらながらですが、広告の仕事っていいですね。人々の心を癒してくれる和み系の広告もあり、パッケージデザインに優れたスウェーデンの底力は、こういった広告代理店にあるようです。昨年のカンヌ国際広告祭ではスウェーデン勢が大躍進しましたが、今年はどうでしょうか。
下記のスティグさんのCM映像をお楽しみ下さい。スウェーデン語ですが、何となく雰囲気は伝わるのではないでしょうか。スティグさんはなんか憎めないキャラクターです。
ICAブランドI Love Ecoのセール
コンピュータが使いこなせないスティグさん
クリエイティブであるために
Wednesday, June 8th, 2011最近カラフルな場所を訪れる機会が多いのですが、スウェーデンにはこのような色使いのきれいな部屋を良くかけます。どちらもクリエイティブになるための空間です。上記は保育園、下記はクリエイティブ系企業のミーティングルームです。見た時の印象はどちらも似ていました。保育園は子供の無限な創造性を発揮させるための教育をメインとしています。ピンク、イエロー、グリーンという少々強めの色を使い、ちょっと落ち着かないのではという気もしますが、そのような環境の中で子供たちの感覚を刺激するようです。クリエイティブ企業にはミーティングルームがいくつかあり、全てが異なるコンセプトのインテリアになっています。壁に塗り絵や描くことのできる部屋もあり、まるで保育園の大人版のようです。常にクリエイティブであることは、かなり大変なことなのではと思います。しかし、スタッフそれぞれが自分のクリエイティブな思いをオフィスで表現し、それを皆で共有することで、皆がますますクリエイティブになっていくようです。スウェーデンの思いがけないデザインやアイデアは、こういった環境があってこそ生まれるようです。しかも子供のころからこのような環境にいると、創造性は尽きることがないのではと思います。北欧の雪を表現する白を基調に、ワクワクするような明るい色彩をの数々が北欧デザインの特徴ですね。
オカンアートとは?
Thursday, January 20th, 2011もうだいぶ前からあるそうですが「オカンアート」という言葉に妙にはまってしまいました。ウェキペディアにも登録されています。オカンミュージアムもありますので、ご存知ない方はぜひご覧下さい。
ウィキペディアによりますと「オカンアートとは主に中高年の主婦(母親=オカン)が余暇を利用して作る自宅装飾用の芸術作品の総称である。マスメディアやカルチャーセンターなどで紹介される手芸や工芸の手法を参考に、主に紙などの家庭内で生じる廃棄物を利用して作製されるため、概して安っぽい見た目である。また本人が制作活動に飽きるまではどんどん増えていき、室内をもっさりとした脱力系の雰囲気にしてしまうことも多い」とあります。
なぜこんなにはまったかというと、ここに日本のデザインセンスが表れているではと思ったからです。こういったものがとても面白いと思うのです。決してセンスが良いとはいえず(むしろ趣味が悪い)、「室内をもっさりとした脱力系の雰囲気にしてしまう」デザインは、なんだか温かみがあってにくめないのではないでしょうか。オカンミュージアムで作品を眺めては皆で爆笑し、充分に人々を楽しませてくれます。実は私も1人で大爆笑してしまいました。笑いのネタになる日本のオカンアートは、ある意味優れているのではと思います。こんなに受けたのは久しぶりで、なんだか心が温まりました。
スウェーデンではオカンアートはとてもセンスが良く、あこがれにはなっても笑いのネタにはなりえません。あまりグッドデザインに囲まれ過ぎているのも、笑うという楽しみから遠ざかっているのではと思えたひとときでした。オカンアートは和み系のデザインですね。
オーレ・エクセルのバッグinバッグ
Monday, December 27th, 2010今気に入っているもの。それはオーレ・エクセルのバッグinバッグです。お財布や携帯電話など、細かい必需品をいつもミニバッグに入れていると便利です。大きなバッグを変えるときも、ミニバッグ内の必需品はそのままなので、ミニバッグごと入れ替えればいいだけです。このバッグのことをバッグinバッグと言って今日本で流行っているそうです。
オーレ・エクセル氏が描いた鳥のイラスト入りバッグは、モスグリーンとダークブルーのシックなデザインです。まだどこにでも売っているわけではなく、今のところバーニーズ・ニューヨークで手に入ります。オーレさんは肖像画を描くのが苦手でしたが、鳥に見立てるとうまく描けたと言います。オーレさんが描いた鳥の数は数知れず、どれもが個性的な姿をしています。
実はこのバッグ、今日本でプロモーションを始めているオーレ・エクセル氏のプロダクトのひとつです。これからもいろいろな商品を開発していきたいと考えています。その際「グッドデザインは経済効果がある」というオーレさんのデザイン思想も一緒に広めていきたいと思っています。
アートなお買い物
Sunday, September 12th, 2010先日はイッタラでアートワークス2010のリリースがありました。60〜70年代に活躍し、今年復刻された人気のガラスウェア、カステヘルムをデザインしたオイヴァ・トイッカのコレクションが発表されました。今年はオイヴァ・トイッカがアラビア、イッタラグループで仕事を始めて50周年となります。彼の美しいガラスのアートシリーズは、うっとりするような観賞用で、とても手に入れられるような代物ではありません。店頭には彼が1972年にデザインしたガラスの鳥シリーズも飾られており、そちらにはすっかり引き込まれてしまいました。鳥が好きな人は多く、今でも変わらない人気シリーズだそうです。トイッカ氏本人も会場に来ていて、今購入すると彼の名前を彫ってもらえる、ということで、ついアートなお買い物、つまり必要なものではなく、鑑賞用の贅沢品を衝動買いしてしまいました。衝動買いと言っても、ものを見る目は養われていると思っています。しかも作家本人が直接サインを入れてくれるとあっては、このチャンスを逃すわけにはいきません。上記画像の中の1点の鳥をお買い上げしました。トイッカ氏の名前と日付を本人自ら彫ってもらい、家宝になりました。
アートなお買い物は無理かなと思う方でも、マグカップだったらお手軽ではないでしょうか。トイッカ氏の50周年を記念して、トイッカバードのイラストが入ったマグカップがイッタラから発売されています。シンプルなデザインと鳥のイラストがとても気に入りました。
ヨセフ・フランク生誕125周年
Friday, July 16th, 2010今年はスヴェンスクト・テンのデザイナーであったヨセフ・フランクの生誕125周年です。それに気づいたのは7月15日のGoogle.seサイトのロゴです。1885年7月15日がまさしく彼の誕生日なのです。スウェーデンのGoogleでは、その日に関連したデザインのロゴになります。W杯決勝日は両チームをかたどったロゴだったり、何か特別な日にロゴが変わりますが、上記のヨセフ・フランクのデザインをかたどったGoogleのロゴを見て、それはスウェーデンのGoogleのみのようであることに気づきました。Google.comサイトでもそのような志向はあるのでしょうか。私は通常スウェーデンのGoogleを見ているので、それが当たり前かと思っていました。もしスウェーデンのみだったら、さすがデザイン大国と言わざるを得ません。ロゴのセンスが最高です。
ヨセフ・フランクのデザインは不滅です。タイムレスでスウェーデン人にとっての心のデザイナーであり、時代を超えて愛され続けています。高級ショップなのにいつも混み合っています。サイトもリニューアルしたスヴェンスクト・テンは、ウェブショップがますます充実しました。
オーレ・エクセルのアニメーション本日より放映開始!
Saturday, January 2nd, 2010スウェーデンの巨匠グラフィックデザイナー、オーレ・エクセル氏のイラストを使ったアニメーションが、東京MXテレビから本日より放映開始です。時間は23時22分なので、まだ間に合いますね。
ミッドセンチュリー時代に活躍したエクセル氏は2007年に89歳で亡くなりました。大量に残された未発表の作品を、奥様のルーセル夫人が大切に保管されています。まだコンピュータのなかった時代のエクセル氏の作品は全て手作業で、試作といえどていねいに色が塗られて形が作られ、完成品に近い状態になっています。採用されなかった試作品も処分できず、ほとんど残されています。そんな未発表の作品を中心に、今回のアニメーションが仕上がりました。エクセル氏のファンであったというアニメーターのマックス・ワイントラウプがセレクトし、世に出ることのなかったイラストに命が吹き込まれました。
5分と短いアニメーションですが、木原健太郎の音楽とともに絶妙なコンビネーションになっています。13話の予定ですので、どうぞ毎週お楽しみ下さい。もしできましたら、ご覧になった方からの感想をいただけると大変うれしく思います。
来年のスケジュール帳
Wednesday, December 16th, 2009この時期は来年のスケジュール帳をどれにしようか迷う時期です。迷っているうちに新年を迎えてしまい、スケジュールを書き損ねることもあるので、今回は即決めました。今は電子手帳や携帯に書き込める時代ですが、やはり手書きのできるアナログなスケジュール帳を使いたいですね。
一目見てBookbinders Designのものに決めました。布製の表紙の上等なものです。表紙のデザインが若者のファッションで、色はいくつかありましたが、画像のブルーグレイにしました。お値段はやや張って225sekですが、1年間使うことを思えば気に入ったものがいちばんです。
いつも迷うのはORDNING&REDAにするかBookbinders Designにするかなのですが、今年がORDNING&REDAだったので来年はBookbinders Designにしました。最近ではÅHLÉNSでも手頃でデザインのよいものが出ていますが、やはり質を考えると上記のどちらかでしょうか。スケジュール帳は書店でもいろいろなタイプが見つかります。
洗練された和のショップがオープン
Sunday, September 6th, 2009
ストックホルムにも、ついに洗練された和の専門ショップがオープンしました。素敵な柄の手ぬぐい、日本から取り寄せた急須や湯のみ茶碗、ガラスの器、お箸など、選りすぐりの和のセレクトショップです。定期的に和のアーティストの展示もあり、ただいまは北岡謙輔氏による紙の彫刻展です。今にも動きそうな動物や能演舞の作品に見入っていると、ストックホルムにいることをすっかり忘れてしまいます。
いちばん感動したのは松栄堂のお香を扱っていることです。茶道をたしなむ身としては、お香の知識も必要で、最近ちょっと凝っていました。日本に帰るたびに松栄堂で香木や印香、練香を買い求めていましたが、もうその必要がありません。お手軽なお線香もありますので、気軽にお香をお楽しみいただけます。日本から直輸入している有機緑茶も扱っていて、品質の高い玉露などを本格的に淹れてくれます。洗練された和のデザインショップのオープンは本当にうれしいです。場所は東ソーデルマルム、ソフィア教会の近くです。どうぞお立ち寄り下さい。
Japansk Designbutik KIKI
coopのリンドベリ限定品、即完売!
Tuesday, September 1st, 2009KF110周年を祝い、スーパーマーケットcoopでは今週から限定品として、スティグ・リンドベリのマグカップ、ナプキン、コーヒーの販売を開始しましたが、なんと販売後すぐに完売したようです。午後に近くのcoopに行ったら、ナプキンしか残っていませんでした。「スウェーデンでまさか」と思い、いくつかのcoopをまわったら、跡形もありません。ショップによっては1時間で売り切れたそうです。もしかすると追加が入荷されるかもしれない、とのことですが、確かではありません。しかしスウェーデン人(この場合ストックホルム人かも)も限定品が好きなのでしょうか。それともリンドベリの根強い人気のおかげでしょうか。日本だったら分かりますが、スウェーデンでも限定品は人気があるのですね。追加の入荷を願いつつ、もし手に入ったらうれしいですね。
« Previous Entries