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ストックホルム在住のデザインライターより、最新情報を随時発信しています。

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デザイン、デザイナー

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ヨセフ・フランク生誕125周年

Friday, July 16th, 2010

今年はスヴェンスクト・テンのデザイナーであったヨセフ・フランクの生誕125周年です。それに気づいたのは7月15日のGoogle.seサイトのロゴです。1885年7月15日がまさしく彼の誕生日なのです。スウェーデンのGoogleでは、その日に関連したデザインのロゴになります。W杯決勝日は両チームをかたどったロゴだったり、何か特別な日にロゴが変わりますが、上記のヨセフ・フランクのデザインをかたどったGoogleのロゴを見て、それはスウェーデンのGoogleのみのようであることに気づきました。Google.comサイトでもそのような志向はあるのでしょうか。私は通常スウェーデンのGoogleを見ているので、それが当たり前かと思っていました。もしスウェーデンのみだったら、さすがデザイン大国と言わざるを得ません。ロゴのセンスが最高です。

ヨセフ・フランクのデザインは不滅です。タイムレスでスウェーデン人にとっての心のデザイナーであり、時代を超えて愛され続けています。高級ショップなのにいつも混み合っています。サイトもリニューアルしたスヴェンスクト・テンは、ウェブショップがますます充実しました。

オーレ・エクセルのアニメーション本日より放映開始!

Saturday, January 2nd, 2010

スウェーデンの巨匠グラフィックデザイナー、オーレ・エクセル氏のイラストを使ったアニメーションが、東京MXテレビから本日より放映開始です。時間は23時22分なので、まだ間に合いますね。
ミッドセンチュリー時代に活躍したエクセル氏は2007年に89歳で亡くなりました。大量に残された未発表の作品を、奥様のルーセル夫人が大切に保管されています。まだコンピュータのなかった時代のエクセル氏の作品は全て手作業で、試作といえどていねいに色が塗られて形が作られ、完成品に近い状態になっています。採用されなかった試作品も処分できず、ほとんど残されています。そんな未発表の作品を中心に、今回のアニメーションが仕上がりました。エクセル氏のファンであったというアニメーターのマックス・ワイントラウプがセレクトし、世に出ることのなかったイラストに命が吹き込まれました。
5分と短いアニメーションですが、木原健太郎の音楽とともに絶妙なコンビネーションになっています。13話の予定ですので、どうぞ毎週お楽しみ下さい。もしできましたら、ご覧になった方からの感想をいただけると大変うれしく思います。

来年のスケジュール帳

Wednesday, December 16th, 2009

この時期は来年のスケジュール帳をどれにしようか迷う時期です。迷っているうちに新年を迎えてしまい、スケジュールを書き損ねることもあるので、今回は即決めました。今は電子手帳や携帯に書き込める時代ですが、やはり手書きのできるアナログなスケジュール帳を使いたいですね。
一目見てBookbinders Designのものに決めました。布製の表紙の上等なものです。表紙のデザインが若者のファッションで、色はいくつかありましたが、画像のブルーグレイにしました。お値段はやや張って225sekですが、1年間使うことを思えば気に入ったものがいちばんです。
いつも迷うのはORDNING&REDAにするかBookbinders Designにするかなのですが、今年がORDNING&REDAだったので来年はBookbinders Designにしました。最近ではÅHLÉNSでも手頃でデザインのよいものが出ていますが、やはり質を考えると上記のどちらかでしょうか。スケジュール帳は書店でもいろいろなタイプが見つかります。

洗練された和のショップがオープン

Sunday, September 6th, 2009

ストックホルムにも、ついに洗練された和の専門ショップがオープンしました。素敵な柄の手ぬぐい、日本から取り寄せた急須や湯のみ茶碗、ガラスの器、お箸など、選りすぐりの和のセレクトショップです。定期的に和のアーティストの展示もあり、ただいまは北岡謙輔氏による紙の彫刻展です。今にも動きそうな動物や能演舞の作品に見入っていると、ストックホルムにいることをすっかり忘れてしまいます。
いちばん感動したのは松栄堂のお香を扱っていることです。茶道をたしなむ身としては、お香の知識も必要で、最近ちょっと凝っていました。日本に帰るたびに松栄堂で香木や印香、練香を買い求めていましたが、もうその必要がありません。お手軽なお線香もありますので、気軽にお香をお楽しみいただけます。日本から直輸入している有機緑茶も扱っていて、品質の高い玉露などを本格的に淹れてくれます。洗練された和のデザインショップのオープンは本当にうれしいです。場所は東ソーデルマルム、ソフィア教会の近くです。どうぞお立ち寄り下さい。
Japansk Designbutik KIKI

coopのリンドベリ限定品、即完売! 

Tuesday, September 1st, 2009

KF110周年を祝い、スーパーマーケットcoopでは今週から限定品として、スティグ・リンドベリのマグカップ、ナプキン、コーヒーの販売を開始しましたが、なんと販売後すぐに完売したようです。午後に近くのcoopに行ったら、ナプキンしか残っていませんでした。「スウェーデンでまさか」と思い、いくつかのcoopをまわったら、跡形もありません。ショップによっては1時間で売り切れたそうです。もしかすると追加が入荷されるかもしれない、とのことですが、確かではありません。しかしスウェーデン人(この場合ストックホルム人かも)も限定品が好きなのでしょうか。それともリンドベリの根強い人気のおかげでしょうか。日本だったら分かりますが、スウェーデンでも限定品は人気があるのですね。追加の入荷を願いつつ、もし手に入ったらうれしいですね。

イケアの懐かしいロゴ

Monday, August 3rd, 2009

イケアミュージアムには、懐かしいロゴマークも展示されています。中でも興味深かったのは、1970年代に一度日本に進出したときのロゴです。1975年に日本に進出したときは店舗はなく、「イケアコーナー」として1000~2000平米の展示スペースを使っていたそうです。高度成長後期の日本には、イケアのポリシーは合わなかったのかもしれません。すぐに撤退となってしまいました。それから30年近くを経て、本格進出となったわけです。組み立て方式が日本人に受け入れられるか不安でしたが、DIY好きな人も多いようで、価格の安さとデザインの良さと、今の個性の時代に合っているようで、今回は期待が持てそうですね。
創設者イングヴァル・カンプラード氏はスウェーデンの希望の星です。貧乏な地区に生まれ育ったイングヴァル少年は子どものころから物を売ってお金を稼ぐことを覚え、安い価格が人々を魅了することを早くから知りました。品質を落とすのではなく、いろいろな解決策で価格を抑える努力をし、今の成功につながりました。組み立て方式もお客様が自ら倉庫から商品を取り出すことも、価格を安くするために考案されたものです。困難が立ちはだかったときの解決策でビジネスを大きくしていくという彼のポリシーは、ビジネスに関わる人々の参考になりますね。

イケアの歴代ロゴ

日本進出時のロゴ
1977~1980年のロゴ イケアコーナーのロゴ(1975年) カタログのロゴ(1981年)

初代のイケア倉庫(?)

イケアミュージアムの60年代インテリア

Thursday, July 30th, 2009

夏休みをスコーネ地方で過ごしました。スモーランド地方との境にあるその場所は、イケア発祥の地エルムフルトのすぐ近くです。エルムフルトはイケア以外何もないところで、あまり訪ねたことはないのですが、今回はイケアで買い物がしたくて訪ねることにしました。すると、なんと通常は公開していないイケアミュージアムが一般公開されていました。7月中の1日2時間という限定でしたが、これは見逃せないとさっそく行ってみました。5年ほど前に1度だけ入ったことがありましたが、創業当初からの家具が年代別にインテリア展示されていて、なかなか見ものでした。中でも60年代はポップカラーや名作家具が生まれた時代で、そのころのインテリアがいちばん印象的でした。展示されているテーブルウェアもヴィンテージで、今また人気が沸騰しているデザインのオリジナルインテリアが見れて楽しかったです。ボールペンを売っていた時代からのカタログも勢ぞろいしていて、イケアの知識がまた少し増えました。
 
ポップカラーと名作家具スタイルのインテリア。

テーブルセッティングのヴィンテージに目が行きました

60年代のイケアショッピング袋と当時のポット

イケアロゴ入りの当時のプレート

憧れの女性、フィリッパ・クヌットソンさん Perfect woman, Filippa Knutsson

Friday, April 24th, 2009

スウェーデンでワーキングウーマンは当たり前です。家族も子供も持ち、仕事でも成功している女性はたくさんいます。そんな中でもフィリッパ・クヌットソンさんは格別です。スウェーデンを代表するファッションブランド、フィリッパコーのオーナーであり、今やアメリカやヨーロッパなど世界20カ国に40のオリジナルショップを持つセレブリティーです。
フィリッパコー(Filippa K)は1993年に設立されました。シンプルで機能的なファッションをコンセプトにしたブランドで、96年に発表されたストレッチジーンズが人気を呼びました。北欧を初め、すぐにヨーロッパに広がり、2004年にはアメリカに進出しました。日本にはまだ本格進出はしておらず、伊勢丹に一部置いてあるそうです。
さて、そんな憧れのフィリッパさんに、ローストランドの新作発表会場でお会いする機会を得ました。当日ワクワクして会場に向かいましたが、フィリッパコー本社のある建物は分かりにくい場所にあり、戸惑いながらもやっと見つけました。建物内に入ってもどこにエレベーターがあるのか分からずにキョロキョロしていると、「プレス会場に行くんですか?」と声をかけられました。振り向いてみるとどこかで見たお顔です。なんと、フィリッパさんご本人。まさかこんなに風に直接お会いできるとは思わず、大歓迎です。ツーショットでエレベーターに乗り込み、いろいろお話しをさせていただきました。
大成功を収めている方なのに、とても気さくで自然体でした。素顔でアクセサリーもつけず、自身のシンプルなファッションが美しさを引き立てていました。今まで雑誌などで拝見して美しい方だなと思っていましたが、生のご本人も本当に美しい方です。思ったより小柄なので、より親しみを感じました。ますますフィリッパコーブランドのファンになってしまいました。
今回のプレスリリースではローストランドの新作、フィリッパコーボウルが公開されました。フィリッパさん自ら語るアイデアや裏話は、新作の理解を高めてくれました。「簡単にパクパク何でも食べられるためのマルチ機能なボウル」というアイデアは、子持ちで忙しいフィリッパさんならではの、そして忙しいスウェーデン人女性の心も惹きつけそうです。
スウェーデンの最新情報はスウェーデンスタイル・コムをご覧下さい。

アースアワーに参加! Joined Earth Hour!

Sunday, March 29th, 2009

先ほどの3月最後の土曜日(28日)午後8時半から9時半はアースアワーとして電気を使わないキャンペーンに参加してみました。つまり家の電気消しましたよ。全部。その代わりロウソクに火を灯して静かに過ごしました。音楽が聴けない代わりにギターを弾いたり、暗いながらもロウソクのともし火で読書したり。お香を焚いたりして久しぶりにゆったりとした時間が過ごせました。
WWFのイニシャティブにより世界中に呼びかけた「1時間電気を消そう」キャンペーンは、地球規模でエネルギーセイブしようというものです。ちなみに昨年は5000万人が電気を消したそうで、今年の目標は10億人が参加することだそうです。その後こうやってネットに向かっていたら意味ないかも・・・ですが。しかし私たちがいったいどれだけ電気を使っているかが改めて分かります。今直木賞を受賞した「利休にたずねよ」という本を読んでいますが、この時代はまさしく電気などない時代。参考になる事柄がたくさんあります。今の時代からすると、あの頃の暮らしこそぜいたくだったのでは、と感じてしまいます。
さすがスウェーデンでは、キャンペーンを反映したパッケージが現れました。デザインパッケージで有名なArlaでは、3月19日から「Släcka dekoren(スイッチオフデコ)」という黒いパッケージが登場しています。パッケージがなくなり次第終了なので、ゲットした方は捨てずに取っておくといいかもしれません。時々こういう心憎いことをやるのがスウェーデンデザインのすごいところです!!

Kurbitsって知っていますか? Do you know “Kurbits”?

Friday, March 20th, 2009

スウェーデンのデザインはかなり知り尽くしたと思っていましたが、まだまだです。最近浮上したわけではないのですが、以前から気になっていた「Kurbits」が、スウェーデンの伝統的アートであるということに最近気づいたのです。代表的なものはダーラナホースです。こんな普通に目にするものがKurbitsの原点であったということに今さらながら気づきました。Kurbitsは、昔ながらのスウェーデンのフォークアートです。ダーラナホースに描かれた手描きのペイントは、ファンタジーにあふれる花や草をからませたKurbitsそのもので、このパターンは実にさまざまなところに使われています。一度このパターンを集めてみたいと思っていました。今のところ見つけたデザインをいくつかご紹介しましょう。また見つけたらご紹介しますね。

スウェーデンの伝統工芸ダーラナホース
 
Kurbitsを題材にしたガーデン

Kurbitsがモチーフになったタペストリー
Hanna Werningのデザイン

その名もKurbisというRörstrandのテーブルウェアシリーズ

Kurbitsをシューズに描いたもの
Åsa Westlundのデザイン

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