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ストックホルム在住のデザインライターより、最新情報を随時発信しています。

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デザイン、デザイナー

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イケアの懐かしいロゴ

Monday, August 3rd, 2009

イケアミュージアムには、懐かしいロゴマークも展示されています。中でも興味深かったのは、1970年代に一度日本に進出したときのロゴです。1975年に日本に進出したときは店舗はなく、「イケアコーナー」として1000~2000平米の展示スペースを使っていたそうです。高度成長後期の日本には、イケアのポリシーは合わなかったのかもしれません。すぐに撤退となってしまいました。それから30年近くを経て、本格進出となったわけです。組み立て方式が日本人に受け入れられるか不安でしたが、DIY好きな人も多いようで、価格の安さとデザインの良さと、今の個性の時代に合っているようで、今回は期待が持てそうですね。
創設者イングヴァル・カンプラード氏はスウェーデンの希望の星です。貧乏な地区に生まれ育ったイングヴァル少年は子どものころから物を売ってお金を稼ぐことを覚え、安い価格が人々を魅了することを早くから知りました。品質を落とすのではなく、いろいろな解決策で価格を抑える努力をし、今の成功につながりました。組み立て方式もお客様が自ら倉庫から商品を取り出すことも、価格を安くするために考案されたものです。困難が立ちはだかったときの解決策でビジネスを大きくしていくという彼のポリシーは、ビジネスに関わる人々の参考になりますね。

イケアの歴代ロゴ

日本進出時のロゴ
1977~1980年のロゴ イケアコーナーのロゴ(1975年) カタログのロゴ(1981年)

初代のイケア倉庫(?)

イケアミュージアムの60年代インテリア

Thursday, July 30th, 2009

夏休みをスコーネ地方で過ごしました。スモーランド地方との境にあるその場所は、イケア発祥の地エルムフルトのすぐ近くです。エルムフルトはイケア以外何もないところで、あまり訪ねたことはないのですが、今回はイケアで買い物がしたくて訪ねることにしました。すると、なんと通常は公開していないイケアミュージアムが一般公開されていました。7月中の1日2時間という限定でしたが、これは見逃せないとさっそく行ってみました。5年ほど前に1度だけ入ったことがありましたが、創業当初からの家具が年代別にインテリア展示されていて、なかなか見ものでした。中でも60年代はポップカラーや名作家具が生まれた時代で、そのころのインテリアがいちばん印象的でした。展示されているテーブルウェアもヴィンテージで、今また人気が沸騰しているデザインのオリジナルインテリアが見れて楽しかったです。ボールペンを売っていた時代からのカタログも勢ぞろいしていて、イケアの知識がまた少し増えました。
 
ポップカラーと名作家具スタイルのインテリア。

テーブルセッティングのヴィンテージに目が行きました

60年代のイケアショッピング袋と当時のポット

イケアロゴ入りの当時のプレート

憧れの女性、フィリッパ・クヌットソンさん Perfect woman, Filippa Knutsson

Friday, April 24th, 2009

スウェーデンでワーキングウーマンは当たり前です。家族も子供も持ち、仕事でも成功している女性はたくさんいます。そんな中でもフィリッパ・クヌットソンさんは格別です。スウェーデンを代表するファッションブランド、フィリッパコーのオーナーであり、今やアメリカやヨーロッパなど世界20カ国に40のオリジナルショップを持つセレブリティーです。
フィリッパコー(Filippa K)は1993年に設立されました。シンプルで機能的なファッションをコンセプトにしたブランドで、96年に発表されたストレッチジーンズが人気を呼びました。北欧を初め、すぐにヨーロッパに広がり、2004年にはアメリカに進出しました。日本にはまだ本格進出はしておらず、伊勢丹に一部置いてあるそうです。
さて、そんな憧れのフィリッパさんに、ローストランドの新作発表会場でお会いする機会を得ました。当日ワクワクして会場に向かいましたが、フィリッパコー本社のある建物は分かりにくい場所にあり、戸惑いながらもやっと見つけました。建物内に入ってもどこにエレベーターがあるのか分からずにキョロキョロしていると、「プレス会場に行くんですか?」と声をかけられました。振り向いてみるとどこかで見たお顔です。なんと、フィリッパさんご本人。まさかこんなに風に直接お会いできるとは思わず、大歓迎です。ツーショットでエレベーターに乗り込み、いろいろお話しをさせていただきました。
大成功を収めている方なのに、とても気さくで自然体でした。素顔でアクセサリーもつけず、自身のシンプルなファッションが美しさを引き立てていました。今まで雑誌などで拝見して美しい方だなと思っていましたが、生のご本人も本当に美しい方です。思ったより小柄なので、より親しみを感じました。ますますフィリッパコーブランドのファンになってしまいました。
今回のプレスリリースではローストランドの新作、フィリッパコーボウルが公開されました。フィリッパさん自ら語るアイデアや裏話は、新作の理解を高めてくれました。「簡単にパクパク何でも食べられるためのマルチ機能なボウル」というアイデアは、子持ちで忙しいフィリッパさんならではの、そして忙しいスウェーデン人女性の心も惹きつけそうです。
スウェーデンの最新情報はスウェーデンスタイル・コムをご覧下さい。

アースアワーに参加! Joined Earth Hour!

Sunday, March 29th, 2009

先ほどの3月最後の土曜日(28日)午後8時半から9時半はアースアワーとして電気を使わないキャンペーンに参加してみました。つまり家の電気消しましたよ。全部。その代わりロウソクに火を灯して静かに過ごしました。音楽が聴けない代わりにギターを弾いたり、暗いながらもロウソクのともし火で読書したり。お香を焚いたりして久しぶりにゆったりとした時間が過ごせました。
WWFのイニシャティブにより世界中に呼びかけた「1時間電気を消そう」キャンペーンは、地球規模でエネルギーセイブしようというものです。ちなみに昨年は5000万人が電気を消したそうで、今年の目標は10億人が参加することだそうです。その後こうやってネットに向かっていたら意味ないかも・・・ですが。しかし私たちがいったいどれだけ電気を使っているかが改めて分かります。今直木賞を受賞した「利休にたずねよ」という本を読んでいますが、この時代はまさしく電気などない時代。参考になる事柄がたくさんあります。今の時代からすると、あの頃の暮らしこそぜいたくだったのでは、と感じてしまいます。
さすがスウェーデンでは、キャンペーンを反映したパッケージが現れました。デザインパッケージで有名なArlaでは、3月19日から「Släcka dekoren(スイッチオフデコ)」という黒いパッケージが登場しています。パッケージがなくなり次第終了なので、ゲットした方は捨てずに取っておくといいかもしれません。時々こういう心憎いことをやるのがスウェーデンデザインのすごいところです!!

Kurbitsって知っていますか? Do you know “Kurbits”?

Friday, March 20th, 2009

スウェーデンのデザインはかなり知り尽くしたと思っていましたが、まだまだです。最近浮上したわけではないのですが、以前から気になっていた「Kurbits」が、スウェーデンの伝統的アートであるということに最近気づいたのです。代表的なものはダーラナホースです。こんな普通に目にするものがKurbitsの原点であったということに今さらながら気づきました。Kurbitsは、昔ながらのスウェーデンのフォークアートです。ダーラナホースに描かれた手描きのペイントは、ファンタジーにあふれる花や草をからませたKurbitsそのもので、このパターンは実にさまざまなところに使われています。一度このパターンを集めてみたいと思っていました。今のところ見つけたデザインをいくつかご紹介しましょう。また見つけたらご紹介しますね。

スウェーデンの伝統工芸ダーラナホース
 
Kurbitsを題材にしたガーデン

Kurbitsがモチーフになったタペストリー
Hanna Werningのデザイン

その名もKurbisというRörstrandのテーブルウェアシリーズ

Kurbitsをシューズに描いたもの
Åsa Westlundのデザイン

新書「生活に溶け込む北欧デザイン」 Design from Scandinavia

Wednesday, November 12th, 2008

画像をクリックすると購入サイトが開きます
北欧デザイン関連の新書をご紹介します。今月出版されたばかりの「生活に溶け込む北欧デザイン、萩原健太郎著」です。デンマークに暮らした経験を持つ萩原氏の視点を通したコンテンポラリーな北欧デザインについて詳しく紹介されています。北欧デザインというと巨匠デザイナーが有名ですが、新しいものも次々と登場しています。この新書は両方に焦点を当てているので、すでに北欧ファンの方でも、北欧デザイン初心者の方でも楽しめる内容になっています。これでまた北欧に行って見たい!という人が増えそうですね。
私が日本にプロモーションをしているオーレ・エクセルについても1ページを割いてご紹介して下さっています。オーレ・エクセルは2007年に89歳で亡くなったスウェーデンの巨匠グラフィックデザイナーです。まだデザインの大切さが理解されていなかった60年代から「よいデザインは経済効果を高める」という方針を唱えました。先見の明のある天才デザイナーでしたが、そのすばらしさはアメリカや日本など海外の方が注目されているようです。もちろんスウェーデンでも注目度はありましたが、人口の少ない国では彼のすばらしさをアピールする力が足りません。これからますます日本でのプロモーションに力を入れていく予定ですので、今後皆様の目に届くことも多くなるかもしれません。

錦織選手が休憩中にすわっていた椅子。The chairs for the players at Stockholm Open.

Monday, November 3rd, 2008

10月に開催されたストックホルムオープンの映像をご覧になった方で、観客席に木が使われていることや、選手が休憩中にすわっていた椅子に目が行った方もいらっしゃったことと思います。あの椅子は私も会場に入って目を奪われました。テニスコートに似つかわしくない椅子だなあと。しかも選手だけでなく、審判も同じメーカーの椅子にすわっていました。しかしこういったディテールは、スウェーデンデザインを紹介している立場としてはぜひご注目していただきたい部分です。休憩中に使う椅子のすわりごこちがいいと、緊張する試合の中で選手も審判も少しはリラックスできるのではないでしょうか。
スウェーデンの家具は「身体によくて美しいもの」をモットーとしています。この椅子は人間工学を考えたオフィス用の椅子です。メーカー名は「rh」といい、南スウェーデンのスモーランド地方出身の身体にフィットする人間工学的なオフィス用椅子の専門メーカーで、創業者Rolf Holstenssonの頭文字を企業名にしています。販売は主に北欧とヨーロッパで、日本にはまだ進出していないようです。ストックホルムオープンのパートナーでしたので、代表的な椅子を会場に提供しました。rhのオフィシャルサイト
錦織選手が準決勝でうなだれている椅子の背もたれに「rh」の文字が見えます。モデルはrh ambio200です。
  

永遠のデザイン。コカコーラボトル Eternal Design, Coca-Cola bottle

Tuesday, September 23rd, 2008

グッドデザインは永遠です。その代表がこのコカコーラボトルではないでしょうか。1886年にアメリカのアトランタでコカコーラが誕生してからのボトル遍歴のポスターが、最近ストックホルムに登場しています。
このボトルのデザイナーがアメリカに移住したスウェーデン人であることはご存知でしょうか。特徴のあるオリジナルボトルを作りたかったコカコーラ社はボトルデザインのコンペを行い、見事優勝したのがスウェーデン出身のアレキサンダー・サミュエルソンのボトルでした。1915年11月16日に彼の名で特許登録され、その後最も有名なボトルとして愛され続けました。
下記のサイトではボトル遍歴のCFもご覧になれます。
http://www.secretformula.se/SE/

Rorstrandとiittalaの新しいキャンドルスタンド

Friday, August 22nd, 2008

Rorstrandとiittalaの新作発表会がありました。
今回は秋から冬にかけて欠かせないキャンドルスタンドがたくさん揃いました。北欧のキャンドルスタンドの数は圧倒されるほどですが、新製品の登場でますます充実しました。日本ではキャンドルスタンドはあまり一般的ではありませんが、部屋の明かりを少し暗くして、ディナーのテーブルにキャンドルを灯すと雰囲気がグッと変わります。お好みのキャンドルスタンドを雰囲気に合わせて使い分けると、一味違ったレイアウトが楽しめそうです。今回はキャンドルだけでなく、発光ダイオードのものや、オイルランプが登場しています。灯りの使い方もバリエーションに富んできたようです。

Hanna WerningデザインのAurora

Susanne OhlenデザインのPolaris

Aaltoコレクション

Thomas SandellデザインのGlow。オイルランプ

Broberg&RidderstraleデザインのAugust。発光ダイオードLED式。

Iikka SuppanenデザインのFireplace。
テーブルの上で暖炉が楽しめる。

プレス会場のレイアウト
 

オーレ・エクセルのグッズ

Sunday, June 1st, 2008

代官山Collexスピークフォーにてオーレ・エクセル展開催中です。
今回の展示会では、オーレ・エクセル氏のイラストを使ったマグカップ、カップ&ソーサー、Tシャツなどのグッズも同時販売しています。
オーレさんのイラストは、そのかわいらしさが何よりも魅力です。特にマゼッティなどのイラストは根強い人気がありますが、そのイラストをより身近に感じられる普段使いのカップやTシャツが登場しました。カップを手に、今また新たに彼のイラストの魅力を肌で感じていただけます。
Sideriverでお求めいただけます。

カップ&ソーサー
1958年にデザインされたマゼッティAvantiチョコレートのイラスト

マゼッティのキャンディのキャラクター

1961年にアン・ポールと手がけた童話「エドワードと馬」のイラスト

1956年に発売されたスウェーデンの魚辞書の広告用イラスト
 

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