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Next Entries »国際離婚の困難
Thursday, August 6th, 2009当ブログはカルチャー的で無害な話題がメインですが、
たまには深刻な話題も入れましょう。
最近時々耳にするのが「国際離婚の困難」です。国際結婚というと聞こえがいいかもしれませんが、うまくいかなくなった場合は、それは大変なことになります。特に子どもがいて離婚となる場合です。スウェーデンは共同親権なので、例えば日本人元妻が子どもを日本に連れて帰りたいと思っても、スウェーデン人元夫が了承しない場合は困難が伴います。昨年のことですが、勝手に子どもを日本に連れ帰った日本人元妻が、誘拐犯としてスウェーデン人元夫に訴えられ国際指名手配になっており、元妻がアメリカに入国した瞬間に逮捕されたそうです。共同親権はいいことだと思っていましたが、それは双方の親がまともな場合です。子どもの幸せをいちばんに考えてくれるまともな親ばかりとは限らないのです。共同親権で離婚すると、子どもが18歳になるまでは両親が近くにいなければならず、日本に帰ることもままならない場合もあります。あまり現実問題として考えたことはありませんが、実際そういう人も増えているようです。下記のブログはスウェーデンではありませんが、国際離婚の困難に立ちはだかった現実を事細かに述べています。ちょっと衝撃を受けました。これから国際結婚をしようと考えている方や、国際結婚でうまくいっている人も、参考に目を通されるといいかもしれません。海外暮らしでは、自分がしっかりしていないとやっていけませんね。
まりんこの国際離婚、その後・・(オーストラリアの場合)
国際結婚の行く末: 在アメリカ 国際離婚
花に囲まれたサマーハウス
Sunday, July 12th, 2009フラワーアーティストの方の花に囲まれたサマーハウスを訪ねました。花たちは自然に咲いているようですが、実は手入れが行き届いています。高くのぼっていく花には添え木をしたり、屋根まで届くバラにはサポート台をつけたり。毎年美しい花を咲かせるため、秋には全てを刈り取る方法を取る人もいるようです。園芸ってけっこう奥が深いのですね。
あたりは森に囲まれ、その先は湖。まるで楽園のような世界です。こんな素敵なところに夏の間2ヶ月は暮らすそうです。なんだか本当にうらやましい生活ですね。
スウェーデンで暮らしてよかったことは、いろいろな価値観の人に出会えることです。そして皆が自分の価値観に合った幸せな暮らしを見つけていること。それは人によってさまざまですが、やはり多くの人は、自然の中での暮らしに幸せを感じます。確かにこんなところにいると、物欲がすべて消えていきます。太陽の暖かい光と、きれいな空気と、さわやかな風があれば、それで十分です。私にとっての幸せな暮らしって何だろうと思いながら、やっぱりサマーハウスほしいなぁと、またもや思ってしまいました。手入れがハンパじゃなく大変なのに。
プライベートガーデン、コロニーロットでのひととき
Sunday, July 5th, 2009備え付けの鳥小屋に、新しい住民が窓からのぞいています
ブログもすっかりごぶさたしてしまいました。ただいまウィンブルドンシーズンですが、今回はロビンの活躍のおかげか、TV4スポーツでメインの試合を放映してくれています。相手がデンマークの新鋭選手だったからか、伊達公子さんの1回戦のライブも見れて満足です。ロビンは、残念ながら4回戦でフェデラーに負けてしまいましたが、とてもいい試合を見せてくれました。
さて、やっとストックホルムも夏らしくなってきました。
仕事に追われている毎日ですが、今日は知り合いのコロニーロットに出かけました。コロニーロットとはプライベートガーデンで、区画内にガーデンと小さな小屋があります。今の時期は花がきれいに咲き乱れ、ランチを取ったりフィーカするには最高です。途中でスコールに降られましたが、久しぶりにゆったりとした午後を過ごすことができました。
ベビーを望んだゲイカップル
Sunday, May 24th, 2009同性愛者のためのウェディングカードもある
先日、スウェーデンの日刊紙で、ベビーを望んだゲイカップルの記事を目にしました。スウェーデンでは同性愛の婚姻を認めています。今年の5月からは、教会でも結婚式をあげられるようになり、第一号の女性カップルが注目されていました。それまでは、市庁舎でしか結婚式をあげられなかったのです。
同性愛の婚姻で、ベビーを望むことはできません。養子を迎えることは可能ですが、同性愛ペアの場合はなかなか難しいようです。日刊紙の記事は、男性カップルが養子を迎えるべく、懸命に努力したのですが、なかなか認めてもらえず、ほぼ諦めかけていたとき、代理母を通しての可能性を見つけたというものです。結果として、代理母を通して、双子を得ることができました。
スウェーデンでは代理母は認められていません。彼らはアメリカ人女性の代理母と出会い、彼女に思いを託したのです。卵子提供者は別にいます。1回目は失敗しましたが、2回目で成功し、女性は双子を身ごもりました。
アメリカなどの数カ国では、代理母を認めています。アメリカの場合、代理母になれる女性は、経済的に困っていないこと、すでに2人以上の子供を持っていること、などの条件があります。今回の代理出産にかかった費用は1千万円以上で、ほとんどの額は行政や法律関係に消え、300万円程度が代理母へ行くそうです。代理母を請け負った女性は、人のためになれるなら喜んで、という気持ちがあったようですが、家族は反対だったようです。
代理母を使ってまで子供を得たいという考えは、賛成しかねますが、望む人は増える一方で、ビジネスとして成長しているそうです。こういうことがビジネスになるなんて、人間の欲望とエゴイズムは、エスカレートする一方なのかなと思わざるを得ません。
ベビーを得ることのできたゲイカップルは、家の中に卵子提供者と、代理母の写真を飾っているそうです。子供たちが成長したら、2人の母親に会わせたいと考えているようです。子供たちがどのように生まれてきたのか、きちんと知るべきだからね、と締めくくっています。離婚しても共同親権となるスウェーデンでは、生物学的親の存在をはっきりさせます。異人種間の養子縁組も当たり前ですし、出生を秘密にすることは少ないようです。そういった事実を受け入れるためには、子供といえど自立していなければなりません。他人に依存することなく、自立した社会であるからこそ、いろいろな生き方が可能なのかもしれません。
よいイースターを Glad Påsk!
Thursday, April 9th, 2009イースターの季節にユールトムテは季節はずれなので、やはり休暇前には季節感のある画像をお届けしましょう。
木曜日の午後から来週の月曜日まではイースター休暇です。クリスマス、ミッドサマーとともに、家族が集う休暇となります。そろそろサマーハウスに行く人も多いでしょう。夏を満喫するために、今から準備を始めます。
ではよいイースターをお過ごし下さい!
いろいろなライフスタイル Several life style
Wednesday, March 11th, 2009先日、まるでアムステルダムのアンネ・フランクの隠れ家のような中世の建物に暮らすアーティストの方を訪ねました。ここはストックホルムです。建物内も、まるでタイムスリップしたような中世の暮らしを思わせるインテリアでした。ボールを置いたらコロコロころがっていきそうに、床が若干傾いています。「こういう暮らしが好き」というアーティストさんは、パートナーと一緒にここに暮らしています。実はアーティストさんは男性で、パートナーも男性です。アーティスト系の方にはよくあることで、人当たりがいいソフトな方が多いので、私としては好ましいくらいです。週末にはフォスターペアレントとして子供たちを預かるそうです。彼らは実にナチュラルで自分らしく暮らしていて、うらやましく感じました。自分らしくてバランスの取れたライフスタイルを魅せられると、自分のライフスタイルを見直すきっかけになります。人にどう思われるかより、自分がどうしたいかが重要です。私も人に自慢できるようなライフスタイルではありませんが、人にどう思われようが、自分が心地よく暮らすことが何よりも大切だと悟りました。
氷の厚く張った湖での楽しみ方 Enjoy yourself at the icy lake
Friday, February 20th, 2009今年の冬は去年よりずっと寒いです。去年は凍らなかった湖がすっかり凍り、氷の厚さは30cmくらいあるそうです。車も走れるのではというくらい厚くなった氷の湖で、人々はスケートや釣りを楽しみます。専用の穴あけ機を使って氷に穴を開け、下で眠っている魚を釣る人々を見かけます。岩魚のような魚が釣れるそうです。
最近の気温は、朝でマイナス5度くらい、日中で0度を切るくらいです。ちょっと歩くと寒くなり、身が引き締まる思いです。寒い気候は嫌いではないです。温かい家に帰るのがうれしくなりますし、温かい食べ物や飲み物をいただくと、なんともいえない幸せな気分になります。
最近ふとした時に幸せを感じます。好きなものを食べている時や好きなドラマを見ながらワインを飲んでいる時、愛犬をなでている時など。本当にそんなちょっとしたひとときに、心がジワッと温まってきて至福を感じます。年を重ねるほど、幸せって身近にあることに気が付いてくるようですね。
スウェーデンの最新情報はスウェーデンスタイル・コムをご覧下さい。
スウェーデンハウスの暖かい暮らし
Thursday, January 29th, 2009快適なスウェーデンハウス
日本の古い家屋で暮らす冬は寒いです。暖房のあるリビングルームだけが暖かく、他の部屋やバスルームなどは外気と同じくらいの気温になります。朝起きたときも、室内は外気と変わらない気温にまで落ちています。スウェーデンより日本の方が寒いと感じるのはこんなときです。スウェーデンでは一軒家でも2重窓になっていて機密性が高く、室内の気温が一定に保たれています。その特徴を生かしているのが「スウェーデンハウス」です。「スウェーデンハウス」では、木造のなんと3重サッシなんですね。これだったら機密性がより高く、全部屋の温度をより確実に一定に保つことができます。
スウェーデンに暮らすまで、冬の室内は寒いのが当然と思っていました。実際、冬は寒く夏は暑いというのが人間らしい暮らしなのかもしれません。でも室内での気温差は心臓に負担をかけることもあるようで、必ずしも健康にいいとはいえません。スウェーデンのアパートは建物に入ったとたん20度の温度なので身体全体が暖まり、手足が冷たくなるという経験がほとんどありません。冬が寒くて辛い季節と感じることは、日本にいたときよりずっと少ないのです。
「寒さに耐える暮らし」のと「快適な暮らし」とどちらがいいのでしょうか。もちろん「快適」の方がいいに決まっていますが、あまり「耐える」ことのないスウェーデンの暮らしは、人間力が弱まるのかもしれません。時には寒さに耐え、精神を鍛えることも必要ですね。
秋のストックホルム Stockholm in Autumn
Wednesday, October 15th, 2008紅葉の美しいストックホルム。手前が北方美術館のある島、奥が旧市街
先週まではテニスで盛り上がったブログですが、今回はストックホルムについてご紹介します。先週ストックホルムオープンに参加していた錦織選手が「街がきれいで海もきれいで」と語っていたように、ストックホルムは水の都と言われ、メーラレン湖とバルト海に囲まれたいくつかの島で成り立っています。紅葉が真っ盛りの秋は、夏とは違った美しさを堪能できます。今年のストックホルムはいつもより早く秋がやってきて気温も低くなったので、錦織選手も気候の違いで風邪を引いたのかもしれません。
錦織選手らが滞在したのは、ストックホルムオープンのスポンサーでもあるグランドホテルでした。グランドホテルはストックホルム発祥の地である中世の街並みの残る旧市街の向かい側にあります。ストックホルムでいちばん豪華なホテルで、ノーベル賞受賞者もここに泊まります。今年のノーベル賞受賞者には日本人の方が何人かいらっしゃいますので、授賞式や講演がある間こちらのホテルに滞在されます。ノーベル賞授賞式はアルフレッド・ノーベルが亡くなった日である12月10日にストックホルムで行われ、授賞式はコンサートホールで、晩餐会は市庁舎で開かれます。ノーベル賞ではディナーのメニューが注目を浴びますが、私が注目しているのは会場のフラワーアレンジです。2000年からずっと手がけているグンナル・カイ氏が今年も手がけるのでしょうか。
錦織選手らが滞在したグランドホテル。目の前はバルト海。
バルト海をはさんだホテルの向かい側にある王宮(旧市街内)
古い建物の残る旧市街の大広場
旧市街のとなりにあるリッダーホルメン島
紅葉の舞う市庁舎。ノーベル賞の晩餐会が行われるところ
春は青々とした新緑に囲まれた街並みに、夏は真っ青な空と湖と太陽の光を浴びた街の美しさに、秋は紅葉の彩りに、冬は雪帽子をかぶってぽっかり浮かぶ中世の街並みに、季節によって醸し出されるさまざまな美しさに思わず見とれてしまうことも多く、何年暮らしても飽きることがありません。
ストックホルムは日照時間の長い夏がいちばん人気が高く、観光客の最も多い季節です。しかし10月の紅葉の時期も夏に負けない美しさがあります。もし来年のストックホルムオープンにも錦織選手が参加されるようでしたら、ファンの皆様にもぜひ観戦及び観光ツアーを組んで遊びにいらしていただけたらと思います。会場が小さいので、選手の顔までよく見える距離で試合が楽しめます。
ヘルシーライフをApoteketで。
Wednesday, July 2nd, 2008さすがにスウェーデンの薬局はやってくれます。おしゃれなデザインとパッケージの大人の商品を売り始めました。バイブレーターやオイルなど、普通に部屋に置いてあっても違和感のない美しいフォルムの商品が登場しました。地下鉄のホームにコンドームのポスターが大々的に貼り出されたり、メトロなどのフリーペーパーでも関連商品の大きな広告を見かけるなど、性に関することにはとても寛大です。
性に関してはスウェーデンと日本で考え方が大きく異なるように思います。日本ではポルノ漫画や雑誌が普通に書店やコンビ二に並んでいて未成年でも手にすることが可能ですし、夜になると風俗店が大きな顔をしてお客を誘い込みます。その一方スウェーデンではポルノ雑誌はどこに売っているのかさえ分かりませんし、風俗店もどこにあるのか分かりません。しかしコンドームは一般のスーパーでも分かりやすいところにありますし、デザインショップではおしゃれなボックスに入って売っています。日本でもコンドームはスーパーや薬局では購入できますが、セックス商品にいたってはどこに売っているのか分かりません。この違いはどこから生まれてくるのでしょうか。
スウェーデンでは性を非常に大切なものとみなし、健全なセックスライフを推奨しています。高校生くらいになると異性の友達が自宅に泊まる事もありますし、旅行にも行きます。多くの親はそれを許可しているようです。許可しなくても隠れて外泊するのだったら、いっそう許可してどこにいるか明確にしておいた方が健全だと言うのです。それって確かにと思いますが、実際最近の日本はどうなのでしょうか。
