Archive for January, 2009
スウェーデンハウスの暖かい暮らし
Thursday, January 29th, 2009快適なスウェーデンハウス
日本の古い家屋で暮らす冬は寒いです。暖房のあるリビングルームだけが暖かく、他の部屋やバスルームなどは外気と同じくらいの気温になります。朝起きたときも、室内は外気と変わらない気温にまで落ちています。スウェーデンより日本の方が寒いと感じるのはこんなときです。スウェーデンでは一軒家でも2重窓になっていて機密性が高く、室内の気温が一定に保たれています。その特徴を生かしているのが「スウェーデンハウス」です。「スウェーデンハウス」では、木造のなんと3重サッシなんですね。これだったら機密性がより高く、全部屋の温度をより確実に一定に保つことができます。
スウェーデンに暮らすまで、冬の室内は寒いのが当然と思っていました。実際、冬は寒く夏は暑いというのが人間らしい暮らしなのかもしれません。でも室内での気温差は心臓に負担をかけることもあるようで、必ずしも健康にいいとはいえません。スウェーデンのアパートは建物に入ったとたん20度の温度なので身体全体が暖まり、手足が冷たくなるという経験がほとんどありません。冬が寒くて辛い季節と感じることは、日本にいたときよりずっと少ないのです。
「寒さに耐える暮らし」のと「快適な暮らし」とどちらがいいのでしょうか。もちろん「快適」の方がいいに決まっていますが、あまり「耐える」ことのないスウェーデンの暮らしは、人間力が弱まるのかもしれません。時には寒さに耐え、精神を鍛えることも必要ですね。
今年もよろしくお願いします。 Enjoy the blog this year as well!
Friday, January 9th, 2009新年おめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
昨年12月からより詳しくスウェーデン(ストックホルム)の最新情報をお伝えするため、「スウェーデンスタイル・コム」のウェブサイトをリニューアルしました。デザインのみならず、今起きているさまざまなことをお伝えしていきたいと思っています。
今年から、こちらのブログではもっと社説的なこと、つまり書きたいことをいろいろとつづって行きたいと思っています。皆様のご意見もお聞かせいただければうれしく思います。
日本に進出したスウェーデン発のブランド
さて、ただいま日本に帰ってきております。さっそく話題のH&M(銀座店)を見に行ってきました。平日でも長蛇の列と聞いていましたが、行った時は列はなくすんなりとショップに入れました。場所柄か平日の日中という時間帯のせいか、買い物客の年齢層が高かったように思いました。原宿店と銀座店は品揃えが違うとも聞きました。
H&Mはスウェーデン発のアパレルブランドで、スウェーデンのどの街に行っても見つかります。ストックホルムでは1つの通りにいくつものショップがあるくらいで、市内だけでも軽く20店舗はあるのではないでしょうか。メンズ、レディース、キッズだけでなく、アクセサリー、デニム、マタニティー、アンダーウェア、スポーツといったコンセプトがあります。最近よく見かけるのが、キティーちゃんキャラクターのキッズファッションです。キティーちゃんは最近子供たちに人気のキャラクターになっているようです。
女性服のサイズは34(Sサイズ程度)から44まで7サイズ程度の詳細に分かれているのも魅力です。とはいっても一般的日本人女性は34~38程度なのであまりバリエーションはありません。マタニティーのファッションが豊富なのは女性にはうれしいですね。
デザインはトレンドが主で、ワンシーズンのみとして着たい人にはピッタリですが、価格からも分かるように品質はいまいちです。ペラペラしていて縫製もあまり良くないので、長いこと着ることはできません。流行のもの安く手に入れたい人には最適ですが、品質にこだわる人にはお勧めできないかもしれません。
私は今まで品質の悪さに敬遠していたH&Mでしたが、日本に進出したこともあって、年末にストックホルムの店舗でコートを購入しました。798krでしたので、今の円ですと1万円もしません。コートでこの価格はお買い得ですので、ツーシーズンくらい着られたらOKですね。でも長く着られないものを購入すると、捨てるものも増えてきます。最近は良いものを長く着たいと考えていますので、そういう意味で私にとってH&Mは最適のブランドではありません。
イケアといいH&Mといい、持続可能なサスティナブルライフをモットーとしているスウェーデンの日本に進出しているブランドが、安くて使い捨てというコンセプトであることに、一種の憤慨も覚えます。すでに日本のH&Mで購入された新品がネットオークションやセカンドハンドショップに流れていると聞きます。スウェーデンブランドが無駄遣いを助長することになっていたら、とても残念でなりません。
スウェーデンの人気ファッションブランドFillippa K(フィリッパコー)が昨年オリジナルのセカンドハンドショップをオープンし、バーゲンの残り物や古いデザインを安く提供しています。収入にはつながりませんが社会貢献になるということで、注目されています。イケアやH&Mも独自のセカンドハンドショップをオープンし、使い捨てにならないように貢献してもらえたらと願います。ちなみにスウェーデンのイケアにはFYNDという返品を安く売っているスペースがありますが、日本にも導入されているのでしょうか。こういったコンセプトは、H&Mにもぜひやってもらいたいと思います。
