Archive for March, 2009
アースアワーに参加! Joined Earth Hour!
Sunday, March 29th, 2009先ほどの3月最後の土曜日(28日)午後8時半から9時半はアースアワーとして電気を使わないキャンペーンに参加してみました。つまり家の電気消しましたよ。全部。その代わりロウソクに火を灯して静かに過ごしました。音楽が聴けない代わりにギターを弾いたり、暗いながらもロウソクのともし火で読書したり。お香を焚いたりして久しぶりにゆったりとした時間が過ごせました。
WWFのイニシャティブにより世界中に呼びかけた「1時間電気を消そう」キャンペーンは、地球規模でエネルギーセイブしようというものです。ちなみに昨年は5000万人が電気を消したそうで、今年の目標は10億人が参加することだそうです。その後こうやってネットに向かっていたら意味ないかも・・・ですが。しかし私たちがいったいどれだけ電気を使っているかが改めて分かります。今直木賞を受賞した「利休にたずねよ」という本を読んでいますが、この時代はまさしく電気などない時代。参考になる事柄がたくさんあります。今の時代からすると、あの頃の暮らしこそぜいたくだったのでは、と感じてしまいます。
さすがスウェーデンでは、キャンペーンを反映したパッケージが現れました。デザインパッケージで有名なArlaでは、3月19日から「Släcka dekoren(スイッチオフデコ)」という黒いパッケージが登場しています。パッケージがなくなり次第終了なので、ゲットした方は捨てずに取っておくといいかもしれません。時々こういう心憎いことをやるのがスウェーデンデザインのすごいところです!!
Kurbitsって知っていますか? Do you know “Kurbits”?
Friday, March 20th, 2009スウェーデンのデザインはかなり知り尽くしたと思っていましたが、まだまだです。最近浮上したわけではないのですが、以前から気になっていた「Kurbits」が、スウェーデンの伝統的アートであるということに最近気づいたのです。代表的なものはダーラナホースです。こんな普通に目にするものがKurbitsの原点であったということに今さらながら気づきました。Kurbitsは、昔ながらのスウェーデンのフォークアートです。ダーラナホースに描かれた手描きのペイントは、ファンタジーにあふれる花や草をからませたKurbitsそのもので、このパターンは実にさまざまなところに使われています。一度このパターンを集めてみたいと思っていました。今のところ見つけたデザインをいくつかご紹介しましょう。また見つけたらご紹介しますね。
スウェーデンの伝統工芸ダーラナホース
Kurbitsを題材にしたガーデン
Kurbitsがモチーフになったタペストリー
Hanna Werningのデザイン
その名もKurbisというRörstrandのテーブルウェアシリーズ
Kurbitsをシューズに描いたもの
Åsa Westlundのデザイン
いろいろなライフスタイル Several life style
Wednesday, March 11th, 2009先日、まるでアムステルダムのアンネ・フランクの隠れ家のような中世の建物に暮らすアーティストの方を訪ねました。ここはストックホルムです。建物内も、まるでタイムスリップしたような中世の暮らしを思わせるインテリアでした。ボールを置いたらコロコロころがっていきそうに、床が若干傾いています。「こういう暮らしが好き」というアーティストさんは、パートナーと一緒にここに暮らしています。実はアーティストさんは男性で、パートナーも男性です。アーティスト系の方にはよくあることで、人当たりがいいソフトな方が多いので、私としては好ましいくらいです。週末にはフォスターペアレントとして子供たちを預かるそうです。彼らは実にナチュラルで自分らしく暮らしていて、うらやましく感じました。自分らしくてバランスの取れたライフスタイルを魅せられると、自分のライフスタイルを見直すきっかけになります。人にどう思われるかより、自分がどうしたいかが重要です。私も人に自慢できるようなライフスタイルではありませんが、人にどう思われようが、自分が心地よく暮らすことが何よりも大切だと悟りました。
過熱したマルメのデモ Demonstration in Malmö
Sunday, March 8th, 2009Stenkastning och raketer (石やロケット弾が投げまれる現場)
日刊紙DNサイトのデモ映像
同じスウェーデン内とは思えない事態がマルメで起こっています。デ杯中止デモの一部の過激派が、会場周辺に待機しているパトカーに石やロケット弾を投げてる様子が映像で流されています。こんな中で国際試合を行わなければならない選手たちの苦悩を考えると心が痛みます。会場に駆けつけることのできないファンも残念でなりません。
デ杯の結果は3-2でイスラエルの勝利
最終日のシングルスはともにフルセットまでもつれ込み、最終セットは8-6でイスラエルの勝利が決まりました。フルセット2試合は、午後1時に始まって8時半まで続きました。TVで観ているのも疲れるのですが、デュースが続くものすごい接戦で、心臓に悪いくらいでした。最後に負けてしまったスウェーデン選手はあいさつもそこそこに退場し、閉会式も何もあったものではありません。会場周辺の厳重体制の中、選手たちも精神的に大変だったことでしょう。スウェーデンが負けてしまったため、報道も明るい記事はなく、せっかくの国際試合がつまらないものになってしまいました。
スウェーデンのデ杯 Davis cup in Sweden
Saturday, March 7th, 2009観客のいない試合会場
会場の外で、試合中止を叫ぶデモに参加している人々
パトカーが集まった厳戒体制の会場周辺
ただいま南スウェーデンのマルメでテニスのデ杯真っ最中ですが、事態は深刻のようです。スウェーデンの初戦はイスラエル戦となったのですが、ガザ地区を攻撃したイスラエルへの抗議として、試合の中止を叫ぶデモで大騒ぎとなっています。新聞によると、5000人以上の人々(100人が覆面)がマルメの大広場に集まっているようです。試合中止にはなりませんでしたが、抗議行動を考慮して無観客試合となりました。昨日は第1日目のシングルス2試合が行われましたが、会場はガランとした味気ないものでした。
試合は第1試合、第2試合ともフルセットによる激戦で、第1試合はスウェーデンが、第2試合はイスラエルが勝ちました。第2試合は第5セット11-9という緊迫した試合となりましたが、イスラエルの控えの選手がスポーツマンシップらしくない行動を取り、大事な場面でスウェーデン選手をイラつかせてブレークさせたと非難されています。
無観客試合や会場周辺の厳戒体制など、せっかくのスポーツが台無しな状態ですが、そんな中でも選手たちは頑張っていると思います。第2試合を戦い抜いて勝ったイスラエルの選手には拍手を送りたいですが、控えの選手の行動は、今の事態をますます悪化させかねません。新聞でも試合結果より、イスラエル選手の態度の悪さの方が大きく取り上げられ、せっかくの国際試合を楽しめる状況にありません。
それに比べて日本のデ杯は、ホープの錦織圭選手が初日に登場して盛り上がりを見せているようです。添田豪選手とともに2勝を上げ、2日目のダブルスでも勝ったため、すでに勝ちが決まったそうですね。私がテニス観戦にはまったのも、錦織選手が昨年の10月にストックホルムオープンに出場して以来です。それまでは有名選手の試合しか興味がありませんでしたが、今はATPツアーそのものにとても興味を持っています。どんなに怪我で辛くても、それを言い訳にしないで負けを認めたり、長い移動時間や時差というハンディを負いながらも一生懸命力を出し切るタフな選手たちを観て、心から感動を覚えました。
日曜日は私の大好きなトーマス・ヨハンソン選手と、金曜日に勝ったイスラエルのセラ選手との対戦になるようです。勝ちを決める大事な試合になるので、見ごたえがありますね。余談ですが、昨年のストックホルムオープンから復帰の兆しを見せているヨアキン・ピンピン・ヨハンソンが、デ杯で何か自分にできることはないかとマッツ・ヴィランデル監督にラブコールを送ったそうですが、断られたようです。過去にいくら栄光があっても、今の実力が伴っていないと相手にされないという実力の世界を目の当たりにしました。怪我で選手生命を絶ってしまうのは残念なので、錦織選手も怪我には本当に気をつけてもらいたいですね。
