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Vol.45 (2005/03/05) |
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2005年に毎日更新される「デザイン/365」から、日常的なデザインをいくつかご案内します。
毎朝の食卓を彩ってくれるアーラ社の牛乳パッケージ。寝起きの目に元気なデザインがピッタリというコンセプトで、サッカーのユニフォームを思わせるストライプ柄のパッケージが登場したのは1990年の初め。ストライプが得意な10グルッペンのデザイナーでもあるトム・ヘドクヴィストによるデザイン。 ラインが太いほど乳脂肪率が高いという分かりやすいデザインも好評。
このようなクラシック缶詰のデザインは100年くらい前から存在していた。ピンク色の背景にゴールドの文字はそれだけでアンチョビの缶と分かる。スウェーデン名物のポテト料理「ヤンソン氏の誘惑」に欠かせないアンチョビは、特にクリスマス時にスウェーデン全土の家庭のキッチンに必ず存在する。名称の変更を経て今のスタイルとなったのは1990年代から。 |
涙型のボトルが人気のブリヴソープは、1968年に登場したスウェーデン初の液体ソープ。肌に優しい品質とそのユニークなボトルでいちやく人気になった。海水でも使える液体ソープは、ピクニックなどの外出にも最適。握りやすい形とカワイイデザインはバスルームの友としても役立つ。10グルッペンがデザインしたオリジナル ボトルも近々登場予定。
シルバーデザイナーとして有名なシガール・ペーションは、以前は日用品のデザインを手がけていた。1960年代にはスカンジナビアン航空の機内用食事セットをデザインした。落ち着いた色合いはその時代に定着した。シガール・ペーションは現在スウェーデンで使われている5クローナコインもデザインしている。 |
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