アイ・ラブ・スウェディッシュデザイン

 

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Vol.17 (2003/08/05)
北欧デザインのカトラリー

to Vol.18


スウェーデンデザインのカトラリーは「シンプル」がキーワード。毎日使う日用雑貨はシンプルな方が使い勝手もよ く、飽きもきません。

まずご紹介したいのは、98年のエクセレント・スウェディッシュデザイン賞を受賞しているステンレス製カトラリー、ループ(LOOP)。 デザインハウス・ストックホルムのデザイナーであるウラ・クリスティアンソンのデザインです。 彼女はこのカトラリーをデザインするにあたり、手によくなじみ、耐久性があり、そしてテーブルの上のインテリアとしての役目を果たすことも考えました。 そして誕生したのが、取っ手の部分に緩やかなラインがあるだけのシンプルでありながら上品でエレガントなカトラリーです。


LOOP by Ulla Christiansson

2つめは、テーブルウェアで有名なボーダノーヴァ社の新しいカトラリー、グスト(GUSTO)。マグヌス・ルンドストルームのデザインです。 彼は自分のデザインしたカトラリーを「美しい音楽が目の前にあるよう」と表現しています。Gustoはスペイン語でテイストを意味し、料理とそれを食する人とのコネクションの役割をするカトラリーは、その名の通り料理のテイストをより高めてくれそうです。 マットな仕上げの表面がソフトで、手にもしっくりとなじみます。


GUSTO by Magnus Lundström

3つめは、スウェーデンで最も活躍しているデザイナーのひとりであるヨナス・ボリーンデザインのサルヴィア(KLONG社製)。 シンプルでクリーンなデザインはクラシックにも見えるしモダンにも見えます。 マットでわずかに輝くカトラリーは、時代を超えて半永久的に使えそうなデザインです。


SALVIA(KLONG)
by Jonas Bohlin

最後に紹介したいのは、1957年に製作されたデンマークの巨匠デザイナー、アーネ・ヤコブセンデザインのAJカトラリー。 そのミニマリストでシンプルなフォームは、現在のコンテンポラリーデザインよりもモダンに見えるほどです。 その未来的なデザインは、1968年に製作された映画「2001年宇宙の旅」の宇宙船に乗った化学者が食事をするシーンに使われたことでも有名です。21世紀を迎えた今でも未来的なデザインであることに変わりはありません。


AJ cutlery by Arne Jacobsen