アイ・ラブ・スウェディッシュデザイン

 

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Vol.13 (2003/06/05)
グスタヴスベリのデザイン

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Gustavsberg。スウェーデン語読みではグスタヴスベリ。ストックホルム群島内のVarmdö地区にグスタヴスベリという地名があり、ここが発祥地。 歴史をたどると15世紀にまでさかのぼります。磁器製造業をスタートしたのは1825年で、現在のバスルームウェアの製造を始めたのが1940年台。2000年にはドイツのVillery&Boch社の傘下になり現在に至っています。

◆Stig Lindberg
グスタヴスベリのデザイナーといってまず初めに名前が挙がるのがスティグ・リンドベリでしょう。泣かせるほど作品を沢山残してくれています。 本名はFrederick Stigurd Lindbergといい、スウェーデン最高の芸術大学コンストファックと王立工科大学で学んでいます。 1937年から1940年にグスタヴスベリにてウィルヘルム・コーゲの元でセラミック製造に関わりました。 1941年に彼の初めてのセラミックが世間に公開され、第2次世界大戦後のスカンジナビアモデルニズムとして世間に広く認められるようになりました。1953年に発表された美しいフォルムの花瓶Pungoを含む彼のセラミックは、スカンジナビアデザインの典型として親しまれるようになりました。

今ではヴィンテージとして高値で取引されている作品もたくさんあります。アンティクショップでも入手されるとすぐに売れてしまい、なかなかお目にかかれない作品もあります。手に入らないアイテムは、スウェーデン国内のオークションを利用方法もあります。

 
 

私が彼の作品に初めて出会ったのは近所のアンティクショップですが、その当時は彼の名前さえ知りませんでした。 ミッドセンチュリーのデザインだというのにそのモダンさに驚き、そしてその人を引き付けるデザインにすっかり魅了されました。 その後彼の作品を気にしているうちに、すっかりその魅力にハマッテしまいました。今では自称コレクターになりそうな勢いです。

私が現在手に入れているものを紹介しましょう。まず定番のリーフ模様のベルショ(BERSÅ)のカップ&ソーサーとケーキ皿。 実はこのデザインは個人的にそれほど好きではなかったのでしが、小さめのカップに1段だけ施されたリーフ模様のカップに一目ぼれしてしまいました。 ついでにお揃いのケーキ皿も入手。

次にSalixシリーズのカップ&ソーサー。手描きの繊細な葉っぱの模様がカップとソーサーの一面に施されています。色は赤と黒があります。

セラミックが有名ですが、プラスチック製の作品もあります。発色のいい赤みかかったオレンジの花柄が華やかなバレーは耐熱性のオルナミン・プラスチック素材で作られています。

リーフのモチーフのプレート。プレートの一面に色違いの大きなリーフの描かれたユニークなもの。裏面のサインは手書きです。

 

BERSÅのカップ&ソーサー
BERSÅ(ベルショ)とは木陰という意味を持つ

グスタヴスベリ初めてのオーブン耐熱性皿「Pyro」
ウィルヘルム・コーゲのデザイン、1930年製作

 

SALIXのカップ&ソーサー
葉は1枚ずつ手描き

美しいフォルムの花瓶「Pungo」
Stig Lindbergデザイン
1953年制作

 

Ballet
カップ&ソーサー
         

その製造期間が短かったため幻の逸品と言われているPyntaシリーズ。この他プレートなどもあ ります。

 


リーフのプレート