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Vol.61 (2005/11/20) |
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毎年お待ちかねのクリスマス切手が発売されました。今年はアストリッド・リンドグレーンの人気童話「やかまし村のこどもたち」です。 やかまし村には、ブリッタ、オレ、アンナ、ラッセ、ボッセ、リサが住んでいます。そしていつもミソッカスにされてしまうオレの小さな妹のシャスティン。まだ小さいのでみんなの遊び仲間には入れないけれど、切手ではちゃんと仲間に入れてもらっています。 イラストレーションはイロン・ウィクランド。やかまし村のクリスマスのインスピレーションは、自身が過ごしたエストニアでの子供時代のクリスマスを思い出したものです。雪が積も り、いつものクリスマスイブのシーンがそのままイラストに映し出されています。 朝にはクリスマスツリーに飾りつけをしてキャンドルをともし、夜にはクリスマスの食事をいただき、プレゼントを交換します。イロンはよくスケッチブックや鉛筆や水彩絵の具をクリスマスプレゼントとしてもらいました。そしてそれが彼女をイラストレーターの道へと導 くきっかけにもなったようです。 戦争難民の子供として第2次世界大戦時にエストニアからスウェーデンに渡ったイロンは、この国でアートを学びます。24歳の時にアストリッド・リンドグレーンの童話のイラストをまかされ、それから40年以上もリンドグレーンと一緒に仕事をし ました。
切手のモチーフは、やかまし村のクリスマスが4枚と、シャスティンがスキーをしている1枚の計5枚です。コレクターズリーフの中には、発売日11月10日のスタンプ入りのファーストデイカバーも含まれています。 |
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