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Vol.80 (2006/09/05) |
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ストックホルムのSOFO地区にある北欧プラスチックのヴィンテージが得意のショップ、model70が9月いっぱいでショップをクローズします。5年前にオープンし、当初からファンだっただけにとても残念です。 オーナーのヘレナは若くてかわいくてヴィンテージに詳しくて、私にとってもとても頼りになる存在です。近所に知り合いが住んでいることもあり、通りかかってはよく立ち話をしました。また、自書の「北欧スウェーデンの幸せになるデザイン」 のプラスチックの取材では商品を撮影させてもらったり、北欧ヴィンテージについていろいろと教わりました。セレクトがかわいくて、いつも目の保養をさせてもらいまし たし、日本の雑誌の取材でも何度も訪れました。実はここで買い物をしたことはほとんどなかったのですが、最後のセールで何かほしいものをゲットしたいと思っています。
気になるのはカラフルでフォルムのかわいい照明です。クラシックなフォルムの照明がひとつあれば、部屋の雰囲気も変わりそうです。ヴィンテージテキスタイルをパネルにしたものも壁に飾ってみたいと思う一品です。北欧ではミッドセンチュリーに優れたテキスタイルデザインがたくさん登場していますので、ここでしか手に入らないお気に入りを見つけたいと思います。
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オーナーのヘレナがヴィンテージテキスタイルを紙にプリントして壁紙にしたり、ヤコブセンのミニスワンチェアやエッグチェアをアレンジした、オリジナルの北欧ヴィンテージのドールハウスは、スウェーデンのインテリア誌skonahemでも特集されました。一見の価値ありの作品です。
ヴィンテージのプラスチックといえば、グスタヴスベリ社、Carl-Arne
Bregerの水差しやリンドベリの子供用ウェア、ロスティ社のミキシングボールが有名です。こんな素敵なものもここで初めて出会ったのです。ヘレナに紹介してもらったプラスチックコレクターであるトーマス・リンドブラッド氏の日本での北欧プラスチック展示会は、未だ実現できずにいます。
いずれ何かの形で北欧のプラスチックを日本でも知ってもらえる機会が作れればと願っています。
model70はショップをクローズしても、何かの形で活動は続けるそうです。ショップにはでていないお宝ヴィンテージもあるそうで、また新しい形で活躍してくれることを期待しています。
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