ニルスの摩訶不思議な旅

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第1回 スウェーデン料理

2001.9.18

このたび、スウェーデンの首都ストックホルムから生情報をお伝えすることになりました筆者は在住3年目です。まず、スウェーデンについて簡単にご紹介しましょう。

スウェーデンというと日本では北欧とひとまとめにされている気がしますが、北欧といってもいろいろあります。スカンジナビアという呼び名もよく聞くと思いますが、スカンジナビアと北欧はちょっと違うんですよ。北欧というのは、北ヨーロッパ全体を差しますが、スカンジナビアはスウェーデン、デンマーク、ノルウェーの3カ国です。この3カ国は言葉も文化も似ていますし、昔は同じ国だったりしました。スウェーデンの人口は900万人弱で、面積は日本の1.2倍です。地形は縦長で、北地区は北極圏になり、人間よりもトナカイの方が多く住んでいます。公用語はスウェーデン語ですが、90%の成人は英語もほぼ完璧に話します。英語が話せない人がいたら、それは移民です。

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さて、第1回目の今回は、日本ではなかなかなじみのない、スウェーデン料理についてお話ししましょう。スウェーデン料理というと何を思い出しますか?スウェーデン料理なんてあんまり聞いたことないかもしれませんね。あまり大きな声では言えませんが、この国はあまり料理に力を入れているようには思えません。クリスマスやイースターなどの行事にはいつも同じもの(酢漬けニシンとポテトなど)を食べています。

一応よく聞くスウェーデン料理はというと、ヤンソン氏の誘惑(Janssons Frestelese)が有名です。お聞きになったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは、オーブン用の容器に細切りにしたポテトとアンチョビを交互にのせて、上からクリームをかけて、オーブンで焼くといったものです。

子供用(と私は思うのですが)の料理として、ピッティパンナ(Pytt-i-pannna)があります。これは、ポテト、玉ねぎ、肉を同じ大きさのさいの目に切ったものをフライパンで焼くというものです。スーパーではよく冷凍品が売っています。自分であんなにきれいなさいの目に切るのは、かなり難しいですね。

それから、ミートボールはスウェーデンの家庭の味と言われています。冷凍物もありますが、各家庭で手作りのミートボールが好まれます。これにリンゴンのジャムをかけて食べるのが一般的です。

そして、なぜか毎週木曜日に食べるのは、豆スープとパンケーキです。木曜日のレストランのランチには必ずといっていいほどこのメニューがあります。

各行事ごとに必ずと言っていいほど食べるのが、ニシンの酢漬け(Inlagd sill)です。これは、色々な種類があり、ディルや玉ねぎと一緒に酢漬けされたもの、ガーリック味、マスタード味などがあります。初めて食べた時は、すっごくおいしいと思いましたが、あまりしょっちゅう食べていると飽きてくるかもしれません。日本人の口には合うみたいです。

また、新鮮なアマエビをひと茹でしたものもよく見かけます。これは冷凍でも売っていますが、卵をたくさんお腹に抱えた頭付きの丸ごとエビは、エビ好きの人には最高でしょう。

いわゆるキャビアもあります。こちらでは、魚の卵系をキャビアと呼ぶので、あの高価なチョウザメの卵ではありませんが、見た目は黒くて小粒で味もそれっぽく名前もキャビアなので、お土産に買って帰ると喜ばれるようです。

そして、日本のお米にあたる主食はジャガイモです。レストランで食事をすると、前菜にはパンが付くのに、メインになるとパンが片づけられ、代わりにポテトが登場します。茹でたポテト、フライドポテト、マッシュポテト、ベークドポテトなど、お好みに合わせて調理してくれます。特に夏に出回る茹でた新ジャガは、ホクホクして最高です。

どうそスウェーデングルメの旅(聞いたことないけど)にお越しくださいませ。